歯科インプラントとは、
歯を失ってしまった歯肉の部分にチタン製の小さな人工歯根を埋め込んで強固な土台を築き、この上にセラミックなどの人工の歯を装着する「最も合理的に歯を再生できる治療方法」です。
診断と治療計画
レントゲン・口腔内写真撮影などによって十分な診断後、方針ならびに計画案をご説明し、ご理解とご納得をしていただきます。
インプラント治療の前処置
むし歯・歯周病・歯石の除去など治療すべて終了させます。
インプラントの埋込み手術
麻酔をしっかりおこないリラックスしていただきます。
歯肉を少し開き、ドリルで歯槽骨に穴を開けます。
インプラントをゆっくりねじ込んでいきます。
1本 15分ぐらい
2本 30分ぐらい
骨との結合待ち期間
患者様によって骨の質等が異なります。
1ヶ月〜3ヵ月
人工支台部装着
人工の支台部をとりつけ型をとります。
また、人工歯冠部の色あわせを行います。
人工歯冠部装着
出来上がった人工歯冠部を装着し、終了
治療後の定期検査
治療後1週間後に定期検査を行っていただき、その後1ヶ月後・3ヵ月後・6ヵ月後です。
現在、日本の医療技術はすべてにおいて進んでいます。
インプラントも本当にすぐれた歯科最新技術と言っても過言ではないと思います。
しかし、メリットもあればデメリットもあります。
メリット
違和感が無い インプラントは天然歯と殆ど変わりがありません。
よく噛める ブリッジや入れ歯では満足に噛めないことがあります。しかし、インプラントは、おせんべいや御しんこ・お肉もしっかり噛むことができます。
味覚が
かわらない
ブリッジは金属で隣の歯も覆ってしまうため、味覚が多少低下します。入れ歯は噛む力が弱くなりさらに粘膜の一部が覆われるため味覚が低下します。インプラントはその低下する要素はありません。
話やすい ブリッジは同時に金属で覆う人工の歯を入れるため、発音が多少しにくくなります。入れ歯は違和感がかなりあり、また合わなくなると発音が思うように出来なくなります。インプラントはその要素がありません。
耐久性 ブリッジはおよそ3年もてば良い方です。入れ歯は悪くなる可能性が非常に高いため、6ヶ月で再度作り直すことができます。その点インプラントはおよそ10年、長い方だと15年以上持つことも有ります。
デメリット
リスクを伴う 残念ながら医療に100%はありません。インプラントも外科治療である以上最低限のリスクを伴います。
メンテナンス
が必要
入れ歯は取り外しを自分で行い掃除が出来るが、インプラントは自分での取り外しが出来ない。長持ちさせていただくためにも、お手入れに定期的に来院していただかなければならない。
体質・疾病により
治療できないこと
がある
患者様がインプラントの治療を望まれても、体質・疾病によってお引き受け出来ない場合がございます。
期間がかかる 入れ歯を作るのは比較的簡単に済みます。ブリッジも支える両方の歯が問題なければ簡単です。しかしインプラントは患者様の骨質によって1ヶ月〜3ヵ月ほどかかります。
イメージ
1 自分の歯のような感覚で噛むことが出来るか
2 噛む力や味覚が低下しないか
3 両側の歯を削る必要が無いか
4 審美性が良好か
5 両側の歯への影響は
6 口の中が不衛生になりやすいか
7 発音がしっかり出来るか
8 治療後、破損しやすいか?
9 治療に日数がかかるか
10 患者様の体質・疾病にかかわらず治療出来るか
インプラント場合
1 天然歯とかわらない
2 自分の歯で噛んでいるのと変わらない
3 その部分だけの治療でよい
4 天然歯とかわらない
5 まったく無い
6 天然歯とかわらない
7 違和感がないためしっかり発音できる
8 メンテナンスをしっかりすれば長持ち
9 × 1ヵ月に1回来院、
6ヶ月で2回の手術
10 × 体質・疾病の状況によってはできない
ブリッジの場合
1 硬いものを噛むと両側の歯が痛くなる
2 多少違和感があるため味覚は落ちる
3 × 虫歯で無い歯を削らなくてはならない
4 かぶせる歯の種類を選べば良好
5 × 支えになる歯への負担は大きい
6 × 食べ物のカスが残りりやすい
7 違和感がないためしっかり発音できる
8 メンテナンスをしっかりすれば長持ち
9 神経を残せる場合は簡単に治療が済む
10 特に問題なし
入れ歯の場合
1 × 硬いものを噛むと割れる
2 × まったく味がしない
3 場合によっては多少削ることがある
4 × 審美性はない
5 × バネのかかる歯は負担が大きい
6 × 食べ物のカスが残りりやすい
7 違和感があるため
発音しにくい
8 割れたり、ずれたりすることもある
9 比較的簡単に治療が済む
10 特に問題なし
放置した場合
1 × 歯肉に食べ物があたり痛い
2 × 噛む機能までが低下する
3 -  
4 × 見た目が非常に悪い
5 × 両側の歯が動いて寄ってくる
6 × 歯ブラシが難しくカスがたまりやい
7 × 息が抜ける感じがする
8 × 噛みあわせが悪くなる
9 -  
10 -  
インプラント治療に年齢制限はありますか?
骨の成長がほぼ終了する最低16歳以上で、医学的・解剖学的に条件が満たされている限り、どなたでもインプラント治療を受けることができます。
手術後のお口のお手入れはしなくても良いのですか?
インプラントの寿命はお口のお手入れの仕方で決まります。歯ブラシだけでなく、補助的な清掃用具(歯問ブラシなど)を必要とすることもあります。
 
担当医や衛生士からお口のお手人れ方法の指導を受け、日頃の清掃に心がけて下さい。必ず定期検診を受け、担当医からチェックと指導をしてもらうことが大切です。
インプラントの手術は痛いですか?腫れますか?
口の中だけの局所麻酔をするので、手術中の痛みはありません。
 
ただし、麻酔が切れてからは傷口の痛みが全くない訳ではありません。手術後に痛みや腫れが出る場合がありますが通常はすぐに治まります。
治療費はどのくらいかかりますか?
インプラント治療は自費診療なので保険は適用されません。
 
インプラントの本数や人工歯の種類、あなたのお口の状態によって異なります。詳しくは、担当医とよく相談して下さい。
治療期間はどのくらいかかりますか?
2回法の場合、顎の骨に埋め込んだインプラントが周囲の骨と結合するのに、個人差はありますが上顎で約6ヶ月、下顎で約4ヶ月かかります。
 
骨とインプラントが結合した後、頭出しの手術を行ない治癒を待つのに約4週問。その後、上に歯を入れるための期間が約2週問かかります。
インプラント手術のために入院する必要がありますか?
インプラントを埋め込む手術は、麻酔を使いますが入院の必要はありませんし、手術当日に帰宅できます。
以前の自分の歯と同じように噛めますか?
入れ歯が粘膜に支えられているのに対して、インプラントは顎の骨に支えられています。
 
このため入れ歯につきもののガタつきもないので、入れ歯よりもしっかりと噛めるようになり、見た目も美しくなります。
インプラントはどのくらい持ちますか?
インプラント自体はチタン製なので半永久的に機能します。しかし、お手入れがしっかり出来ていないと天然歯と同様に歯槽膿漏のような状態になり、インプラント周囲の骨がやせてきてグラグラ動いてしまいます。インプラントを長持ちさせるためには、毎日のきちんとしたお手入れが欠かせません。
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